CONTENTS コンテンツ

体外受精が失敗する主な原因

高いお金をかけて失敗すると、落胆も大きいですよね…

なぜ、うまくいかなかったのでしょうか?

体外受精がうまくいかなかったのは、

痩せた土地に高級なダイヤモンドを埋めて、

「あれー?なんで根を張らないんだろう?なんで芽が出ないんだろう?」

と言っているようなものです。

土地が痩せているのは勿論ですが、ダイヤモンドを埋めて、芽がでるわけがないですよね?

ダイヤモンドは種じゃないですから(^_^;)

まず、畑を耕して、畑を肥そうよ。

そして、ダイヤモンドではなく良い種を植えようよ。

みたいな話なんです。

『痩せた土地にダイヤモンド』ではなく、『肥えた土地に良い種』ってことですね。

移植前には、子宮内膜を厚くするホルモンを注射すると思います。

痩せた土地には肥料をあげるわけですが、肥料自体が土を良くするのではなくて、肥料によって微生物が元気になって、わんさか湧いて、その微生物が定着することによって、良い土になるそうです。

つまり、ホルモンという液肥をあげたからといって、すぐに身体という土が良くなるわけではないということです。

液肥をあげて、水をあげて、一見いい土になったように見えても、実際はまだ微生物が定着しておらず、中身がスカスカの痩せた土地なのです。

ホルモン剤は言うなれば、エンプティーカロリー(高カロリーなのに、栄養がない)のもの。コーラとポテチで太らせるようなものなんです。

コーラとポテチには、必要な栄養素がほとんど入っていませんよね?

子宮内膜が、太っているのに栄養失調という状態になっているのです。

ホルモン剤は、簡単に妊娠させてくれる魔法の薬ではないということです。

多くの人は、高いお金を払うんだし、ホルモン注射もしてるし、当然妊娠率も上がるのだと期待することでしょう。

ですが、体外受精をしたからといって、妊娠率が上がるわけではありません。

準備のできていない身体(土)に受精卵(種)を植えても、それは大金をドブに捨てるようなもの。

土地が痩せているから、例え着床できたとしても、そのあとが続かない。妊娠が継続できないんです。

芽を出して大きく育つまでの栄養が足らないから、成長を維持できずに枯れてしまいます。

体外受精を失敗すると、期待していた分、お金がかかった分、落胆も大きくなります。

大きな落胆は、心身にも大きな影響を与え、妊活沼という負のループに陥りやすくさせてしまいます。

まずは、身体の準備から。

まずは、身体づくりから。

身体づくりには、良い精子・良い卵子づくりや心の健康も含まれます。

身体と心のピースがバランスよく揃っていることが大事です。

体外受精を成功させるには、ここを飛ばしたら、余計に時間とお金がかかります。

何でも、日々の積み重ねが必要ってことですね。

身体づくりを頑張っているのに…という方、もしかしたら、頑張るところを間違えているかもしれません。

頑張るところや足りない栄養素などは、人それぞれ違います。

他の人が妊娠した方法を真似ても、それが自分に合うとは限りませんので、

第三者である専門家に相談してみることをお勧めします。

一人で、夫婦だけで悩まないでください。

相談することで、第三者に聞いてもらうことで、見落としていたことに気づくことがあります。

チャンスとお金と時間は、大事に有効に使ってほしいと思います。

〜良い種と良い土作り〜

2人で始めましょう。

夫婦で飲めるのが推しポイントです。