よくあるのが、
「避妊をやめたら、すぐに妊娠できると思ってた」
てやつです。
すぐにって、どれくらい?
1ヶ月目でってこと?2、3ヶ月くらい?
普通に夫婦生活を送っていても、1年以上経っても妊娠しない場合が不妊症と定義されています。
それくらい期間に幅を持たせてあるっていうのは、
何も問題ない夫婦でも、
バッチリタイミングがあって妊娠できるっていうのは、奇跡的なことだからです。
で、この「普通の夫婦生活」ってやつ。
日本人は、これが極端に少なすぎるという事実。
世界ワースト1位らしいです。
全然すばらしくない1位ですね。
その上せっかちで、真面目過ぎるというか、効率重視主義というか。
それですぐに、病院とか薬とか高度医療に頼る。
もちろん、それが必要な場合もあります。
すぐに頼れる国民皆保険もありがたいです。
でも、子作りって、義務ですか~?
義務感は全くないとは言えないけど、仕事じゃないんだからさー、
もっといろんなことに幅を持たせられないかな?と思います。
本能的に「この人の子供を産みたい!」じゃなくて「ただ子供が欲しい」なのかな~?
ということで、なかなか妊娠しない夫婦は、そもそもセックスの回数が少なすぎるだけかもしれません。
排卵日付近しかセックスしないとか、それはそれで間違いではないけど、
どこで排卵するかなんてわからないんだから、数打ち当たった方が確率は上がるに決まってる。
数打ち当たるのは非効率なようで、1番効率的なんですよ!!
すぐ妊娠しないからって、すぐに不妊症を疑って、すぐ病院にかかるっていうのは時期尚早。
(年齢にもよりますが)
必要のない不妊治療をすることになってしまったら大変です。
本当はちょっとケアすれば妊娠できる体だったかもしれないのに、ちゃんと方法を知っていれば妊娠できたかもしれないのに、何もせず何も知らず不妊治療を受けてボロボロになっちゃったとかは悲しいですから、
まずは、セックスの回数を見直してみてください。
まさか、キスするだけで妊娠するとか、コウノトリが運んできてくれるなんて思っている人はさすがにいないと思いますが、やることやらないと妊娠しませんよってことです。
とりあえずやれることはやってみてください。
妊娠しやすい体づくりもその1つ。
これはもちろん女性だけではなく、男性も一緒に取り組んでください。
母体の受け入れ態勢をいつでもウェルカムな状態にしておくこと、精子の状態を常に良い状態に保っていることが大前提です。
で、「いやうちは回数は問題ない」とか、半年~1年くらい頑張ってもできなかったという場合は、早めに検査をしに行ってください。
また、回数増やせばいいだけっていっても、その増やすってのがハードル高い人が結構いると思います。
国民性というか、働き過ぎて疲れてるというか。
疲れすぎてて数打ち当たれないなんていう場合は、その疲れの元となる原因を探してなんとかしましょう。
確かなことは、
問題から目を背けても、何も解決しない。
手っ取り早い方法はないけど、1番手っ取り早いのは数打ち当たること。
やることやってね。
といったところでしょうか。