ABOUT-THE-NEED-FOR-MAGNESIUM マグネシウムの必要性について

マグネシウムの必要性について

マグネシウムは体内で約300種類以上の酵素反応(代謝などの酵素の働き)をサポートし、健康を維持するために欠かせない必須ミネラルです。とても重要な役割を果たしているため、不足すると様々な健康問題が生じる可能性があります。

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1・マグネシウムの役割

エネルギー生成

• マグネシウムは、エネルギーの生成に必要なATP(アデノシン三リン酸)の活性化に関与しています。
• 身体の細胞で効率的にエネルギーを作るために欠かせません。

不妊の1番大きな原因でもあるエネルギー不足。
せっかく栄養を摂っても、エネルギーとして変換されなければ、なかなか妊娠には繋がりません。
マグネシウムを補うことで、栄養を最大限に活かせるようにしましょう。

筋肉と神経の機能を正常化

• 筋肉を収縮・弛緩させる働きをサポートします。マグネシウム不足は筋肉のけいれんやこむら返りを引き起こすことがあります。
• 神経伝達を調整し、ストレスや神経過敏を抑える作用もあります。

妊娠中は赤ちゃんに栄養を分け与えるため、お母さんの栄養が不足しがちになり、特に妊娠後期ではこむら返りが頻繁に起こります。
夜中に起こりやすいため、ただでさえ寝返りを打つために目が覚めてしまうのに、こむら返りまでとなると、出産前に睡眠不足となってしまいます。
出産は大変大きな体力の消耗がありますから、少しでも眠れるように予防しておきましょう。

また、熱中症などで脱水症状がある場合にも、こむら返りは起こりやすいです。

うつ病などの予防にも期待できます。

骨の健康維持

• 骨の構成成分の約60%はマグネシウムで占められています。
• マグネシウムはカルシウムとともに骨や歯に蓄えられ、骨密度を維持し、骨粗鬆症を予防する効果があります。

骨粗鬆症になりやすい時期は、高齢期だけではありません。
妊娠中や授乳期は、赤ちゃんに栄養を分け与えるために、お母さんのマグネシウムやカルシウムの供給が間に合わずに不足し、骨粗鬆症になりやすいです。ひどい場合は腰椎(腰の骨)などの骨折が起こる可能性があるので、注意が必要です。

また、成長期の子供にも必要不可欠です。

血圧の調整と心血管の健康維持

• 血管を拡張し、血圧を正常に保つ効果があります。
• 心拍のリズムを整える作用があり、心臓病のリスクを低減する可能性があります。

血圧を下げる効果が期待できるため、血圧が高くなりがちな高齢者の方や、妊娠高血圧症の方にも特に必要です。

血糖値とインスリンの調整

• インスリンの分泌や作用をサポートし、血糖値の安定化に貢献します。
• 糖尿病やメタボリックシンドロームの予防にも有効です。

特に不足しやすい妊娠中の、妊娠糖尿病の予防にも期待できます。

ストレスとホルモンバランスの調整

• ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を調整し、不安感や緊張を和らげます。
• PMS(月経前症候群)の症状を軽減する作用もあります。

不妊の原因であるホルモンバランスの乱れや、ストレスの緩和、生理不順などの生理の問題を整えるのにも有効です。

生理が安定しない思春期にも、マグネシウムを補うことで、薬に頼らずに改善することも期待できます。

酸化ストレスの抑制

• マグネシウムは抗酸化作用を持つ酵素の働きを助け、体内の酸化ストレスを抑制します。
• 老化や病気の予防に役立ちます。

細胞の老化が不妊や病気を発生させ、慢性化させる可能性があります。
卵子や精子の老化の予防にも必要です。

2・マグネシウム不足による体への影響

不足すると、以下のような症状が現れる可能性があります

• 筋肉のけいれん、こむら返り
• 疲労感、倦怠感
• 不安感や抑うつ
• 不整脈や高血圧
• 骨密度の低下(骨粗鬆症)
• 不妊症
• 糖尿病
• 慢性炎症

3・マグネシウムと血糖値のコントロール

マグネシウムは、血糖値の調整や糖代謝において非常に重要な役割を果たします。特に糖尿病やインスリン抵抗性のリスクを軽減する働きが注目されています。

マグネシウムの血糖値調整メカニズム

1.・インスリンの分泌をサポート
• マグネシウムは、膵臓のβ細胞でインスリンを分泌する際に必要なミネラルです。
• インスリンの分泌が適切でないと、血糖値が高くなりやすくなります。

2.・インスリン感受性の向上
• マグネシウムは、細胞がインスリンに反応し、血液中の糖を効率よく取り込むために重要です。
• 不足すると、インスリン抵抗性が高まり、糖尿病のリスクが増します。

3・糖代謝のサポート
• マグネシウムは、糖をエネルギーに変える酵素の働きを助けます。
• このプロセスが効率的になることで、血糖値の安定化につながります。

4・ 炎症の抑制
• マグネシウムには抗炎症作用があり、慢性的な炎症を抑えることで糖代謝の改善をサポートします。
• 糖尿病患者では炎症がインスリン抵抗性の原因になることがあります。

マグネシウム不足と血糖値の関係

• インスリン抵抗性
マグネシウムが不足すると、細胞がインスリンに反応しにくくなり、血糖値が上昇します。

• 糖尿病のリスク増加
マグネシウム不足は2型糖尿病の発症リスクを高めることが研究で示されています。また、既存の糖尿病患者では症状の悪化につながる可能性があります。

• 血糖値の変動
マグネシウムが不足していると、血糖値が不安定になりやすく、急激な上下動が起こる場合があります。

研究データ

• ある研究によると、マグネシウムを十分に摂取している人は、糖尿病発症リスクが20~30%低下することが確認されています。

• 2型糖尿病患者にマグネシウム補給を行ったところ、インスリン感受性が向上し、血糖値のコントロールが改善したという報告があります。

4・マグネシウム不足と不妊の関係

マグネシウムは、ホルモンの調整や生殖機能に深く関わる重要なミネラルです。マグネシウム不足は、男女ともに不妊のリスクを高める可能性があります。

ホルモンバランスの乱れ

女性の場合
• マグネシウムは、卵巣でのホルモン合成(エストロゲンやプロゲステロン)をサポートします。
• マグネシウムが不足すると、ホルモンバランスが崩れ、生理不順や排卵異常を引き起こしやすくなります。
• 特に、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や月経困難症との関連が示唆されています。

男性の場合
• マグネシウムは、精子の形成や運動性を高める作用があります。
• 不足すると、精子の質が低下し、妊娠の可能性が低くなることがあります。

ストレスとの関係

• マグネシウムはストレスホルモン(コルチゾール)の調整を助けます。
• マグネシウムが不足するとストレスに対する耐性が低下し、慢性的なストレスがホルモンバランスを崩し、不妊のリスクを高めると考えられています。

着床環境の悪化

• 子宮内膜の健康や血流は妊娠に重要ですが、マグネシウムは血流を改善し、着床しやすい環境を整える働きがあります。
• 不足すると、血流が悪化し、受精卵の着床を妨げる可能性があります。

炎症の抑制

• マグネシウムには抗炎症作用があり、子宮内膜炎やその他の炎症性疾患を予防します。
• 不足すると、炎症性疾患のリスクが増え、不妊に繋がる可能性があります。

ミトコンドリアとエネルギー代謝

• 卵子や精子の質にはエネルギー生産が重要であり、マグネシウムはミトコンドリアの機能をサポートします。
• 不足するとエネルギー代謝が低下し、生殖細胞の機能が衰える可能性があります。

マグネシウム不足の原因

• 偏った食事(加工食品や糖分の多い食事)
• 慢性的なストレスや過労
• カフェインやアルコールの過剰摂取
• 薬剤(利尿薬、胃薬など)の影響
• 運動や発汗によるミネラルの消耗

マグネシウム不足が不妊に与える影響に関する研究

• ある研究では、マグネシウムが豊富な食事をとる女性の方が、排卵機能やホルモンバランスが安定していることが示されています。
• 男性の精子濃度や運動性も、マグネシウムの摂取量が高いほど改善するという報告があります。

5・マグネシウムを多く含む食品

1・ナッツ類:アーモンド、カシューナッツ
2・豆類:黒豆、大豆、レンズ豆
3・全粒穀物:玄米、オートミール
4・緑黄色野菜:ほうれん草、ケール
5・魚介類:サバ、イワシ
6・海藻類:昆布、わかめ

アレルギーなどを考慮して、適切に取り入れてみてください。

6・マグネシウム不足を防ぐためのポイント

1・バランスの取れた食事:日常的にマグネシウムを含む食品を摂取する
2・サプリメントの活用:必要に応じて医師に相談しながら、マグネシウムサプリメントを検討する
3・ストレス管理:ヨガや瞑想、適度な運動でストレスを軽減する
4・アルコールやカフェインの摂取を控える

7・気軽に取り入れられるバスソルトがおすすめ

マグネシウムは、皮膚からも吸収されます。
そして、バスソルトにはマグネシウムが豊富に含まれています。

マグネシウムを含む入浴剤は、水道水に含まれる塩素(残留塩素)を中和する作用があるとされています。肌や髪への刺激を軽減する効果が期待でき、マグネシウム補給や保湿効果なども得られるため、肌に優しい入浴環境を作りたい方に最適です。

赤ちゃん〜高齢者まで。
妊活中〜産後まで。

子供や高齢者など、サプリメントを飲むのが難しい場合や、食べ物のアレルギーがある場合にも、気軽に取り入れられられるため非常におすすめです。

塩素の中和によるメリット

1・肌や髪への刺激を軽減
• 塩素は乾燥肌や敏感肌を刺激する可能性がありますが、塩化マグネシウムが塩素を中和することで、刺激を減らすことができます。
• 入浴後の肌の乾燥やかゆみが軽減されることが期待されます。

2・保湿効果の向上
• 塩素が中和されることで、水道水がより肌に優しくなり、保湿効果が感じられることがあります。

3・髪の健康をサポート
• 塩素は髪のキューティクルにダメージを与える可能性がありますが、中和することで髪の乾燥やダメージを防ぐことができます。

バスソルトに期待される主な効果

・こむら返り予防
・筋肉の緊張の緩和
・リラックス効果
・不眠症の緩和
・デトックス効果
・保湿作用
・抗炎症作用
・アトピー、湿疹、肌荒れの軽減

8・塩化マグネシウムと硫化マグネシウム

マグネシウムを含む入浴剤には、塩化マグネシウム(にがり)と硫化マグネシウム(エプソムソルト)があります。

どちらも似たような効果がありますが、特徴を知って、上手に活用しましょう。

塩化マグネシウム

自然派の入浴剤として人気があり、特に筋肉疲労や肌ケアをしたい方におすすめです。

効果:
• 筋肉の緊張を和らげ疲労回復をサポート
• 肌の保湿や再生を促進
• マグネシウム濃度を効果的に高める可能性がある

1. 筋肉の緊張を緩和
• マグネシウムは筋肉の弛緩に重要な役割を果たすミネラルです。入浴によって皮膚から吸収されると、筋肉痛やこわばりを和らげる効果が期待されます。妊娠中などのこむら返りの予防にも。
• スポーツ後や疲労回復に適しています。

2. リラックス効果
• マグネシウムは神経の興奮を抑える作用があり、ストレスを軽減し、リラックス効果をもたらすと言われています。
• 不眠症の緩和にも効果があるとされています。

3. 保湿作用
• 塩化マグネシウムは皮膚を保湿し、乾燥を防ぐ効果があります。
• 特に冬場の乾燥肌や敏感肌のケアに向いています。

4. デトックス効果
• 入浴中に体を温めながら発汗を促進することで、老廃物や毒素を体外に排出するのを助けると言われています。
• また、毛穴をきれいに保つ効果も期待されます。

5. 皮膚の健康改善
• 塩化マグネシウムには抗炎症作用があるため、アトピー性皮膚炎や湿疹、肌荒れなどの症状を軽減する効果があるとされています。
• 海水浴後のような肌のすべすべ感を得られる場合もあります。


吸収性:
塩化マグネシウムは水溶性が高く、肌に浸透しやすいとされています。

入浴後の肌感:
保湿効果があり、肌がすべすべになることが多い

おすすめ用途:
• 筋肉疲労や体のコリを和らげたい場合
• アトピーがあるなど敏感肌や乾燥肌の人
• 日常的なマグネシウム補給

塩化マグネシウムを使った入浴剤の使用方法
1・用量
浴槽(200L)に約50g~150gを溶かします。好みに応じて調整してください。
2・入浴時間
15~20分を目安にゆっくり入浴します。皮膚からマグネシウムを吸収しつつ、塩素中和の効果を感じることができます。
3・頻度
毎日使用可能ですが、肌が敏感な場合は少量から試してみましょう。


塩化マグネシウム vs 他の塩素中和剤
• 塩化マグネシウムは自然な方法で塩素を中和しつつ、マグネシウム補給や保湿効果も得られる点で優れています。
• 市販の塩素中和剤(ビタミンCや亜硫酸塩を使用するもの)は速効性がありますが、マグネシウムの補給効果は期待できません。

使用時の注意点
• 高濃度で使用すると肌がピリピリすることがあります。敏感肌の方は少量から始めるのがおすすめです。
• 塩化マグネシウムの成分にアレルギーがないか確認してから使用してください。

硫化マグネシウム

入浴剤として広く使われており、特に筋肉の緊張の緩和やデトックス目的で人気があります。
運動後やストレスが溜まっているときやリフレッシュしたいときにおすすめです。

効果:
• 筋肉痛や炎症の緩和
• デトックス効果(発汗促進)
• リラックス効果(ストレス軽減、睡眠促進)

1. 筋肉の緊張を和らげる
• マグネシウムが皮膚から吸収され、筋肉の収縮を助けるカルシウムのバランスを整えることで、筋肉のこわばりや痛みを緩和します。
• 筋肉疲労や運動後のリカバリーに効果的です。

2. デトックス効果
• 硫酸イオンが皮膚を通して体内の毒素や老廃物を引き出すと言われています。
• 発汗を促し、体内の代謝をサポートします。

3. リラックス効果
• マグネシウムにはストレスホルモン(コルチゾール)のレベルを低下させ、神経を落ち着かせる働きがあります。
• 精神的な緊張をほぐし、入浴後にリラックスした気分を得られます。

4. 炎症や腫れを軽減
• 硫酸マグネシウムは抗炎症作用を持ち、関節炎や筋肉痛、軽い打撲などの炎症や腫れを抑えるのに役立ちます。

5. 美肌効果
• マグネシウムと硫酸イオンが角質層に働きかけ、古い角質や汚れを取り除き、肌をすべすべにします。
• また、保湿効果があり、乾燥肌の改善にも期待できます。

6. 便秘の緩和(内服の場合)
• 硫酸マグネシウムは体内で水分を引き寄せ、腸内の水分量を増加させることで便を柔らかくし、排便を促します。
※内服用として使用する際は、必ず医師や薬剤師の指示に従ってください。

7. 睡眠の質を向上
• マグネシウムが神経伝達物質を調整するため、リラックス効果により入眠をサポートします。
• 不眠症や浅い眠りに悩んでいる人にも効果が期待されています。


吸収性:
硫酸イオン(SO₄²⁻)の影響で、マグネシウムの吸収がやや緩やかとも言われます。

入浴後の肌感:
保湿よりもデトックス効果が強く、乾燥を感じる場合があります。

おすすめ用途:
• 運動後の筋肉痛や炎症を和らげたい場合
• デトックスや発汗を目的とする場合
• ストレス軽減や不眠解消を目的とする場合


エプソムソルトの使い方
1・標準量:浴槽(200L)に約1カップ(150~300g)を溶かします。
2・入浴時間:15~20分を目安に入浴します。
3・水温:ぬるめの40℃以下が推奨されます(高温での長時間入浴は避ける)。
4・頻度:週に2~3回程度が適切です。

注意点
• 肌への影響:過剰に使用すると乾燥や刺激を感じる場合があります。敏感肌の方は少量から試してみてください。
• 持病のある方:心臓疾患や高血圧の方は医師に相談してから使用してください。
• 内服用との違い:入浴剤として販売されているものは飲用不可です。

選び方のポイント

目的によって選ぶのがおすすめです。

筋肉疲労や乾燥肌が気になる場合
→ 塩化マグネシウムが適しています。保湿効果があり、敏感肌にも優しいため日常使いに向いています。

デトックスや筋肉痛、ストレス解消が目的の場合
→ 硫酸マグネシウム(エプソムソルト)がおすすめです。深いリラクゼーションや発汗を促し、疲労回復に効果的です。

吸収性や肌への優しさ、1回の使用量などを考慮すると、塩化マグネシウムのほうが幅広い方にご利用いただけるのではないかなと思います。

9・まとめ

・マグネシウムは、体内の代謝やエネルギー生成、筋肉や神経、骨、血糖値などの広範囲にわたる健康維持に不可欠です。食事やサプリメントで適切に摂取することで、健康を保つ助けとなります。

・マグネシウムは、血糖値の安定化や糖尿病リスクの低減に効果的です。インスリン分泌のサポートや細胞のインスリン感受性向上に寄与し、糖代謝を促進します。日々の食生活でマグネシウムを十分に摂取することが、血糖値コントロールの鍵となります。

・マグネシウム不足は、不妊のリスクを高める要因の一つです。ホルモンバランスの乱れ、ストレス耐性の低下、着床環境の悪化などに影響を与えます。不妊を防ぐためには、マグネシウムを十分に摂取することが重要です。特に食生活や生活習慣を見直し、不足を防ぐことが妊娠の可能性を高める一歩となります。

バスソルトを取り入れる場合
・日常のマグネシウム補給や保湿には塩化マグネシウムが適していて、敏感肌にも優しいです。
・筋肉痛の軽減、デトックス、リラクゼーションを重視する場合は硫酸マグネシウム(エプソムソルト)が効果的です。

10・<PR>私が鬼リピするバスソルトはこれ

私がいつも使っているのは、無香料で塩化マグネシウムのバスソルトです。

化学物質過敏、嗅覚過敏なので、基本、無香料か天然の香料のものしか使いません。
特に、2個セット、3個セットはコスパ最強。

一番取り入れやすいのが入浴剤。
温泉に行くとしたら、温泉何回分…?
↓ ↓ ↓
エプソピア