寒の戻り過ぎな今日この頃。
スギ花粉や黄砂の時期も相まって、なんだかしんどくないですか・・・?
さて、特に不妊の原因が見当たらないことがあります。
それは、ストレスによる不妊かもしれません。
まーた、なんでもストレスで片付けようとしてー。と思うかもしれませんが、
ストレスは侮れません。
生きていくには多少のストレスは必要なのですが、
それが過度であったり、長期間続くと、体に悪影響を及ぼします。
ですから、「ストレス発散」が必要なのです。
もちろん、そのストレスを人やペット、物に向けて発散するのは良くありませんよね。
向けられた方にストレスが溜まってしまいます。
あと、溜めて溜めて爆発するより、ちょこちょこ発散するというのもポイントですね。
そこでオススメなのが旅です。
旅じゃなくても、好きなアーティストのライブを観に行くとか、好きなスポーツをするとかでも良いですし、旅が嫌いな人はもちろんしなくていいですが、今回は旅について話を進めたいと思います。
私の話になってしまいますが、
私は結婚した当初、つらくてつらくて仕方ありませんでした。
原因は、ズバリ夫の実家での義両親との同居です。
そういう方はたくさんいるでしょう。
別に仲良くもない赤の他人の大人が急に一緒に暮らすわけですから、ストレスがない方がおかしいと思います。
お互いにストレスですよね。
そもそも、同居したい嫁なんて、この世の中にいるんですか??
みなさん「いいよ」とか「仕方ない」とかのレベルだと思います。(偏見かもしれませんが)
同居を解消したら自然妊娠したという方もいるそうですから、別居も一つの手だと思います。
私は当時すでに30歳を過ぎていて、一人暮らしも10年くらいしていたので、一通りのことは自分でできましたし、世の中の酸いも甘いも、そこそこ経験していました。
それが一緒に暮らし始めたら、まるで子供の扱いを受けるわけです。
親にとっては子供はいつまでも子供、息子の嫁も子供ということになるのでしょうか・・・
さらに、郷に入っては郷に従え、嫁がその家のやり方にほぼ全て合わせなければならないわけです。
今までの私の人生はなんだったんだろう。私の頑張りはなんだったんだろう。と、自分の人生を全否定されたような気持ちにもなりました。
今までの自分を捨てて、1からやり直さなければならないのか・・・結婚は男にとって墓場なら、女にとっては地獄だな。と思うくらいの絶望感でしたが、そんな時に気の利く夫なんてほとんどいません。
気の利く夫はそもそも同居なんてしませんよね。
我が家で嬉しそうなのは夫だけで、新婚ホヤホヤの楽しい気持ちなどほとんどなく、夫が敵にすら思えました。
大袈裟な感じですが、当時はそれくらいつらかったのです。
私の父は転勤族で、私は小学校が4つ違いますし、転職も何回かしてきましたので、新しい環境・新しい土地には適応できる方だと思っていました。でもそれは、生活の基盤が変わらなかったからこそだったんですね。
結婚すれば生活の基盤が変わります。夫婦2人だけならすり合わせることもできるでしょうが、義両親が同居となるとそうはいかないのです。(夫婦2人でも、モラハラ夫や亭主関白夫だと難しいかもしれませんが)
仕事が終わって買い出しに行き、家に帰りたくなくて公園でしばらくボーッとしていたこともあります。
なんとなくつけていた基礎体温表も、ガタガタでした・・・。
そんな絶望的な心境の中、救いになったのが旅でした。
そこから大体1ヶ月後くらいに新婚旅行に行くことになり、
さらに、その少し前には、学生時代に仲の良かった長野県出身の友人が夫婦で長野に帰省するというので、遊びに行くことになったのです。
遠足は行くまでが楽しい、行く前日が1番楽しい!というのをご存知ですか?
一気に楽しみが2つできてからの約1ヶ月間は、毎日楽しみでつらさなどほとんど忘れていたと思います。
そんな時に、そろそろ子供でもという話になり、
実は私は子供が苦手だったので、「できたらできたで、できなかったらできなかったで。」という感じでトライしてみたわけなのですが、その後、楽しみにしていた旅行から帰ってきてしばらくすると、妊娠していることがわかりました。
不妊専門の治療院に勤めていた時の知識が役立ったのはもちろんですが、何より楽しみのおかげで体調も良かったのでしょう。
後から基礎体温表を見てみたら、妊娠した月だけ、それまでとは違った綺麗な2層グラフになっていたのです。
我が家の家業は農家で肉体労働、もともと食事は野菜や肉・魚とバランスよく結構しっかり食べていました。
誰もタバコを吸いませんし、お酒もそこまで飲んでいませんでした。
夜も疲れて割と早く寝ていましたし、器質的な疾患も多分ありませんでしたから、
ガタガタの原因は、ほぼ間違いなくストレスだったのでしょう。
もしあの時友人に会いに行っていなかったら、旅行に行っていなかったら・・・
そこを逃したら、私は妊娠していなかったかもしれません。
何が言いたいかというと、人生には楽しみが必要です。
妊活にも楽しみが必要なのです!
つらいだけでは長続きしませんし、心も体も疲れてますます妊娠しにくくなると言っても過言ではありません。
旅に限らず、数週間~1ヶ月先くらいがいいと思います。ワクワクするような予定を入れてみてはいかがでしょうか。
(もちろん、それがかえってストレスになるような場合や疲れてしまうほどの事は、オススメしません。)
さて、あんなにつらかった同居生活ですが、今ではほとんど平気になりました。
子供もいるからなのでしょうが、助かることも多いです。
たまにムムッとなることもありますが、それは仲の良い人でもあることですから、
そこまで気にならなくなりました。
ですから、少しでも皆さんの参考になればと、今こうしてブログに書けているわけですね。
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