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元気な子を産むまでが妊活

当院では妊活鍼灸を行っていますが、

妊娠したら「はい、サヨナラ〜」ではなく、妊娠中までサポートしています。

「いやいや、必要ないよ。」

「やっと妊娠できたんだから、治療から開放されたいよ。」

「妊娠さえすればオールオッケーでしょ?」

と思ったあなた。

ちょっと待ってください。

妊娠中には、様々なトラブルがつきものです。

なぜ産前ケアが必要なのか、見ていきましょう。

まずはお母さんの健康が第一です

妊娠とは、お母さんのエネルギーや栄養を分け与えることです。
お母さんのエネルギーや栄養が不足すると、妊娠を継続できなくなることがあります。

「妊娠は病気じゃないんだから」とよく言われますが、
それは周りの人間にだけ都合の良い言葉です。

「妊娠は病気じゃないんだから」ではなく、
「妊娠中なんだから、無理はしないように。」です。

お母さんを大事にするということは、お腹の中にいる赤ちゃんも大事にするということです。

お腹の中で赤ちゃんを育てているという自覚を持って、
疲れるほど働きすぎないこと。きちんと休養を取ること。

鍼灸治療を継続することによって、お母さんの体調を維持します。

赤ちゃんに栄養が行き渡るように

赤ちゃんの栄養が足りないと、発育不全になったり、流産や死産、早産、切迫早産などの原因になります。

お母さんが2人分食べられて、赤ちゃんに栄養が行きやすくなるように、胃腸の調子を整えます。

つわり症状の軽減

2人分食べると言っても、つわり中は思うように食事が取れないことが多いです。

つわり症状を軽減し、辛い時期を乗り越えられるようにします。

この時期は、食べられるものを食べ、脱水や虫歯などに気をつけましょう。

切迫早産の予防

切迫早産の原因は、細菌感染などの子宮内感染症が最も多く、8割程度と言われています。

その他に、多胎妊娠、妊娠高血圧症候群、子宮感無力症、子宮筋腫、子宮の形の異常、高齢出産、生活環境、過労、赤ちゃんの栄養不足などがあります。

防げないものもありますが、感染症などはお母さんの免疫力が関係してきます。

妊娠中は、赤ちゃんにエネルギーと栄養を分け与えるため、お母さんの抵抗力が落ちやすいです。

切迫早産のリスクを減らすために、産前ケアを行います。

ストレスや不安の緩和

初めての妊娠・出産では特に、わからないことや不安もあるでしょう。

体調不良や、ままならない事も出てきたり、ホルモンの影響で感情のコントロールが難しくなることもありますので、精神面からのサポートも必要です。

最後に

お母さんが分け与えるエネルギーによって、子供のエンジンの大きさ(馬力)や、体の丈夫さが決まってきます。

妊娠中から子育ては始まっていますので、無事に生まれてくるまで、健やかな妊婦ライフを過ごせるように、サポートいたします。


※通院頻度は、時期によっても異なりますが、大体2週間に1回程度です。
おおよそ出産予定日の1ヶ月前くらいまでです。