じんちょうげ
大人になっても、大人になってからのほうが、
楽しいし楽しめるのですが、青春時代には、
その時でしか味わえない楽しさがあるんですよね。
そしてその楽しさは、青春時代、十代の頃でしか味わえないんです。
十代の、大人になりきれてない危うさというか、楽しい事ばかりではありませんが、その時の感情は、その時でしか味わえない。子供から大人へ成長するための登竜門みたいな感じで、青春時代の青春は、人生に必要なことなのではないでしょうか。
青春は何歳でも・・・とは言いますが、大人になってから青春時代の青春をしようとしても、同じようには絶対にできないんですよね。
同じことやったら、ちょーっとイタイ人になっちゃうかなー・・・それを気にしない人はいいんですけどね。あと、人に迷惑かけなければ。
いつまでも遊び心を忘れずに、若い心を持ち続けるっていうのは良いことで、そこはむしろ推奨しますが、十代みたいなことは・・・ちょっと違うかなーって思います。人によって解釈は違うでしょうけどね。
やっぱり、青春時代にしか味わえない青春があるんです。
きちんと青春してないと、大人になって引きずることも多いと思う。青春を拗らせてる人も、結構いるんじゃないかな。だから、青春時代の青春は、青春時代に消化しておくことを、強くおすすめしたい。
勉強することも大事だけど、青春も大事。その時にしか出来ないことがあるんです。
今の時代は、いい大学を出ただけでは、生き残れない時代です。逆に、大学を出ていなくても、やっていける時代です。(いや、昔からそうか。)
大人になってからも勉強はできますからね。
未だに学歴格差みたいなものはあるでしょうけど、そこが気になる人は、頑張っていい大学行ったらいい。本人のやりたいように、やったらいい。ちなみに、鍼灸師の私には、ほとんど関係ないです。大きな会社に就職する人は、大変なんだろうなと思います。どちらが良いというわけではなく、本人の好み、優先順位とか、適正の問題ですよね。
今どき、コミュニケーション能力は基本スキル。その他には、ディベート能力、適応能力、危機管理能力、交渉力・・・いろいろな能力が必要なので、勉強だけやっていれば良いわけではありません。勉強がすべてではないのです。
友達や恋人とのやり取り、遊びなどから学ぶこともたくさんあり、遊び方を知っている人は、ストレスもうまく発散できて、結果、潰れにくい。
遊び方を知らない人は、極端な方向へ行ってしまうことがあります。例えば、薬に手を出す、横領をするなど、犯罪を犯してしまったり、死ぬしかないと自殺を選んでしまうこともあるでしょう。高学歴ニートというのも、何年か前から耳にするようになりました。
もちろん、勉強が得意な人は、そこを伸ばすことは良いことです。大学受験だけに集中できる時期というのもまた、青春時代同様、その時だけです。大学に合格できれば、まだ青春時代を楽しめます。
大学へ行くことのデメリットといえば、お金がかかるくらいでしょうか?試験とか、単位を取るのはまあ大変ではあるかもしれないけど、行けるんだったら行っておいて損は無いかなとは思います。
頑張って勉強して合格した自分、卒業した自分。その経験は大きな自信にもなるでしょう。勉強ができるということは、読解力、理解力、解決力などの土台となり、それらの力を養うことにも繋がります。
どちらを取るかという話ではなくて、一番大事なのは、生き抜く力を身につけること。
それさえ身につければ、何とかやっていける。
青春と勉強は、両立させることに意義があります。文武両道みたいなことです。両立するという能力も、社会に出れば必要です。そしてそれは、選択肢を広げてくれます。仕事と恋愛、仕事と家庭、仕事と妊活、仕事と子育てなど、両立が必要な場面は、人生にたくさんあります。社会に出る前の練習として、青春と勉強の両立ができれば、その後の人生を生きやすくしてくれるでしょう。
先ばかり見て、今を疎かにしてはいけない。先を見るからこそ、今を疎かにしてはいけない。先も今も大事。今の積み重ねが、未来に繋がっている。
だから、あとで「もっと青春しとけばよかった・・・」と悔いを残さないように、青春も大事にしてほしいなーと思ったのでした。
失敗は成功の元、後悔も人生にはつきもの。それは自分次第でどうとでもできるのだけど、青春時代だけは、取り戻せないんだよなー。
- 青春時代にしか味わえない、青春がある。
- 青春時代の青春は、青春時代に消化しておこう。
- 一番大事なのは、生き抜く力を身につけること。
- 青春と勉強の両立も、立派な社会勉強。
- 今を疎かにしてはいけない。
- 青春も大事にしてほしい。
- 過ぎた時間は戻らない。
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中学、高校時代のことを思い出すと、その時はその時で楽しくて、十分楽しんだはずなのですが、もっと遊んだり楽しんだりしても良かったんじゃないかなーって思うんですよね。
中学に入ってからは、母からの「勉強しろ」という圧が強くて。時代的にも、そういう時代で。私より母のほうが、大卒という肩書を欲しがって、執着していた感じ。
「勉強しろ」としか言われてないんじゃないかってくらい、黙ってても目とか空気が言ってるんですよ。
だから、勉強が嫌いで。ほとんどしなかった。成績は中の中〜上くらいかなー。山張るのは得意だったので、テストはそこそこ良い点取るんですよ。悪い点取るのは嫌だったので、テスト勉強はした。でも、受験となると話は別で。
もう「遊んでる場合じゃない。常に勉強だけしてろ。」ばりのプレッシャーをいつも感じながら、遊んでいる時も、ほんとは遊んじゃいけないのにっていう罪悪感を感じながら、思い切り遊べてない自分がいたんだよなー。
で、中途半端に遊ぶと、モヤモヤが残るんです。逆にダラダラしちゃうっていうか、メリハリがなくなるっていうか。
遊ぶ時は、遊ぶ。遊びに集中したほうがやる気に繋がるのに、母も私もそれを知らなかった。
大学に入ったら、反動で遊ぶことしか考えてなかったです。一応、勉強は勉強で、することはしたけど。「もっと真面目に勉強せい!!」と、過去の自分には言ってやりたいですねー(^_^;)。まあ、それはそれで。焼き肉トモダチのS子さんも、大学で遊ぶのは「頑張ったご褒美だから。」って言ってましたし。結局、大学は行って楽しかったです。
そんな経験を踏まえて、息子には存分に青春も楽しんでもらいたい。楽しむか楽しまないかは本人の自由ですが、子供の青春を、親が奪うことだけはあってはならないと思っています。
まあ、テンション上がりすぎると、思わぬ事故につながることがあるので、ほどほどに、ちょくちょく遊びながら、発散させながら、遊びに慣れておくのが良いかな。
あくまでも個人の見解なわけですが、やっぱり一番は、子供の幸せですよね。子ども自身が幸せと感じることが一番ですよね。親が決めつけた幸せじゃなくて。
※青春時代っていうと、中学〜大学、年齢でいうと12歳〜20代前半くらいかな〜?って感じで書いています。
中学と高校、高校と大学でも、またちょっと違う種類の青春て感じしますね。
少しでも誰かの参考になれば、幸いです。