自律神経の調整
人間は、「よーし、心臓を動かすぞ!」と思って心臓を動かしているわけではありませんよね?
心臓は、勝手に動いています。でなければ、寝ている間に死んでしまいます。
呼吸をする、トイレに行きたくなる、食べたものを消化・吸収・排泄する、汗をかいたりして体温調節するetc...
これらの働きは全部、自律神経が勝手にやってくれています。
各臓器・各器官の機能を調整しているわけですから、
この自律神経の調子が崩れると、様々な症状が出てきて支障をきたしてきます。
自律神経とは、人間が生きていく上で必ず必要な機能なのです。
病気や辛い症状の原因は、大半が自律神経や生活習慣の乱れによるものです。
自律神経と生活習慣は、互いに影響しあいます。
生活習慣の乱れ 自律神経の乱れ
・食生活 ・気候の変化
・運動の過不足 → ・異常気象
・飲酒、喫煙 ← ・過度のストレス etc..
・夜更かし
・過労や休みすぎ etc...
生活習慣の乱れから自律神経が乱れる場合と、自律神経の乱れから生活習慣が乱れる場合があります。
夜勤や夜中の授乳などのやむを得ない場合もあります。
どんな場合でも、自律神経の調整と生活習慣の見直し(養生)をすることが、
症状改善のカギとなってきます。
自律神経や生活習慣の乱れを放っておくと、
胃腸の働きが悪くなり、消化・吸収・排泄に影響が出たり、
ホルモンの分泌が正常に行われなくなったりすることによって、
いわゆる生活習慣病といわれるガンや糖尿病、心臓病、肥満などのほか、
不妊や不眠、心の病気などにつながってきます。
「すべての道はローマに通ず」ならぬ「自律神経の乱れはすべての病に通ず」といったところでしょうか。
裏を返せば、自律神経を調整して生活習慣を見直せば、大半の辛い症状や病気の改善・予防ができるという
ことになります。
当院では自律神経を整える治療に加えて、生活習慣の見直しなどを同時に行っていきます。
辛い症状だけを、小手先でちょいちょいと治療するだけでは、結局良くならないことがほとんどです。
辛い症状を元から断つために、自律神経の調整と生活習慣の見直しはセットで行うことが大切です。
なんとなく不調には、全身・自律神経調整がオススメです。
お悩みに特化したメニューもあります。メニューはこちら