逆子治療
逆子に対するお灸治療は、
外回転術や逆子体操と比べて、最も安全で最も効果があると言われています。
逆子灸は、逆子と診断される28週〜32週頃から開始、早ければ早いほど効果が期待できます。
逆子と診断されたら、できればすぐに、遅くとも32週までのご来院をお勧めします。
(胎児が大きくなると、回転しにくくなるためです。)
逆子は、36週頃までに約95%が自然に返ると言われていますが、
じゃあ36週を待って、もし逆子が治らなかったらお灸をしようと思っても、残念ながら遅いというわけです。
お灸は、冷え性やむくみ、便秘の改善などに加え、安産のためにも良いとされていますので、やって損ということはありません。
どうするか迷っている場合は、やってみることをお勧めします。
出産は一生に数回しかない、一大イベントで、一生心に残ることです。
悔いを残さないためにも、早めが肝心です。
逆子のお灸は、
特に妊娠に問題がなく、「自然に返るのを待ちましょう」と言われている方に適しています。
当院では、主に足の三陰交と至陰というツボにお灸をします。
治療期間は、逆子が治るまで。最長36週頃までを目処に、週数にもよりますが、週1〜3回程度行います。
なかなか通院が難しいという方には、ご自宅でもしていただけるように、ツボの正しい位置や注意点、お灸をすることが難しい場合の対処法などを含めてご指導いたします。
ご自宅用にお渡しするお灸も施術料金に含まれています。
☆三陰交:安産のツボでもあります。婦人病の治療には必ずといっていいほどよく用いられる、有名なツボです。
胃腸の調子を整える働きもあり、食欲不振や腹痛、むくみなどにも効果があります。
☆至陰:「逆子といえば至陰」逆子治療でもっとも多く用いられるツボです。
逆子治療の他に、鼻づまりや全身の痒みなどにも効果があります。
lineより、お問い合わせください。
※双角子宮や子宮筋腫、臍帯の長さ、羊水過多・過小の影響、治療開始が遅いなどで、治らない場合もありますが、特に医師からの指摘がなければ逆子治療を受けていただけます。