Q&A
Q:鍼って痛そうなんですけど・・・
A:確かに、針=注射針・縫い針=痛いというイメージがありますね。
鍼灸治療に使う鍼は、髪の毛くらいの細さで、見てもわかりませんが先端は丸くなっていますので、痛さを感じにくく大血管(動脈・静脈)や神経を傷つけることもありません。
でも全く痛くないかと言うと、そうではありません。
皮膚には痛覚点という痛みを感じるセンサーが点在しているため、それに当たるとチクッとすることがあります。
それを少しでも和らげるために、鍼を打つ前に前揉法といって、指で軽く揉んでから鍼を打っています。
また、筋膜などに当たるとドーンと広がるような感覚があるため、初めての方はそれを痛いと感じることがあります。
Q:鍼は効くと言うからやってみたいけど、やっぱり怖い・・・お灸だけとかにできますか?お灸は熱いですか?
A:もちろんできます。当院では台座灸のほか、棒灸やカッピングもあります。
お灸のみ、カッピングのみ、お灸とカッピングを組み合わせることもできます。
台座灸は、あまり熱くなりすぎないものを使用していますが、熱くて我慢できないときは途中で取りますので、我慢せずにおっしゃってください。
あまり大きい声では言えないのですが、私も最初は鍼が怖かったです。
受験する年に初めて鍼灸治療のことを知ったくらいなので、治療を受けたことがありませんでした。
学校に入ると、初めは自分の足に鍼を打つ練習をするので、とてもビビっていたことを思い出します・・・
Q:鍼灸治療とかツボとか、不思議というか怪しいというか、よくわからないんですけど・・・なんなんですか?
A:そんなに怪しくはありません。ツボは神経の流れや筋肉などに沿ってある場合がほとんどです。
大まかに、鍼は侵害刺激、お灸は温熱刺激といって、刺激を感じる受容体と伝わり方が違います。
侵害刺激とは、体の組織にわざと小さな傷を作ることによって、そこを修復するためにその部分の血流をよくするという、体の機能を利用しています。
また、温熱刺激は直接温めることによって、血流を良くしています。
確かに、解剖学とかなかったであろう何千年も前の人たちがツボを発見して、そこに鍼を刺したりお灸を据えたりしようと思ったことは、不思議というか驚きですね。
Q:鍼やお灸は、多い方が効果があるのですか?
A:数が多ければ良いというわけではありません。
症状によってツボや鍼の本数などを決めており、鍼を打つ時の患者さんの負担も考慮して、逆になるべく少ない本数で済むよう心がけています。
Q:やっぱり刺激は強い方が効くんですか?強い方が効く気がするんですけど。
A:そうとは限りません。
特に慢性疾患の方や、体力がない方には強い刺激はしない方が良いです。
そういった方に強い刺激をしてしまうと、かえって症状が悪化してしまいますので、強い刺激が良いとは限りません。
Q:マッサージはしていますか?
A:しておりません。当院は鍼灸治療とカッピングのみです。
Q:通院頻度はどのくらいですか?
A:症状によりますが、急性期は毎日か1日置きぐらいで、よくなるにつれ間隔を開けていきます。
妊活や自律神経失調症の場合は1ヶ月に2〜4回程度、つわりや逆子治療は1週間に1〜2回程度、その他は回復状況などによって変わってきます。
あくまでも目安ですので、症状や予定に合わせて相談しながら決めていく感じになります。
Q:なぜ、平日の日中しか営業していないのですか?仕事をしているので、休まなければ来ることができません。
A:ご不便をおかけして、申し訳ありません。
スタッフ紹介ページにも記載してありますが、私には現在小学生の子供がいますので、小学校の時間に合わせての営業時間となっています。
我が家の家業は農業で、義父母ともまだ現役で働いており、土日関係なく休みがありませんので、見てくれる人がいません。学童という選択肢もありますが、「お母さん、お母さん」と甘えて頼ってくるかわいい時期は、あっという間に過ぎてしまいます。
そんな時期に少しでも多く一緒にいたい、いてあげたいという思いから、このような営業時間となっております。
何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。
Q:保険診療はしていますか?
A:当院は、自由診療のみとなっています。
保険診療は医師の同意書が必要で、同じ症状で医療機関と並行して通うことができません。適応症や治療内容も限られてしまいます。
そうなると満足な治療ができないということになってしまいますので、それを避けるために保険診療は行なっていません。
Q:回数券はないのですか?
A:ございます。メニューページよりご確認いただけます。 回数券
Q:痩せるツボってありますか?
A:そんな魔法みたいなツボがあったら嬉しいですね〜。
あるといえばある、ないといえばない。といったところでしょうか。
人によっても、ちがいます。
鍼灸治療によって自律神経を整えて、ホルモンの分泌や体の機能を正常に戻すことで、適正な体重や太りにくい体になるという感じです。
なんにせよ、続けることが大事です。
Q:美容鍼はやっていないのですか?
美容鍼は、あえてメニューに加えていません。 →新たにメニューに加わりました。美容鍼
鍼を刺すという行為上、出血や内出血はつきものです。稀ではありますが、青タンができてしまうこともありますので、ご同意をいただけた場合に美容鍼をすることができます。ご相談ください。
Q:なぜ同意書が必要なのですか?
A:当院では、初診の問診票記入時に同意書にサインをお願いしています。(医師が発行する保険診療の同意書ではありません。当院では保険診療は行なっていません。)
美容鍼のところでも触れましたが、鍼を刺すという行為上、出血や内出血はつきものです。細心の注意を払っても、無数に張り巡らされている毛細血管を避けるのは至難の技です。美容鍼でなくても、症状によってお顔に鍼を打つこともありますので、その時は都度口頭で確認を取らせていただきます。不都合がある場合にはおっしゃってください。
カッピングの場合は、皮膚や皮下組織を吸い上げる形なので、内出血が起こることがあります。
お灸の場合は、熱くなりすぎないお灸を使用していますが、年をとるにつれ熱さを感じにくくなっていたり、肌が弱くなっている場合など、気づかず火傷をしてしまうことがあります。
いずれも、数日〜数週間で自然に消失しますが、糖尿病の方は火傷をすると治りにくいことがあります。
これらのことは医療過誤ではありませんので、こういったことが起こりうるということをご納得ご同意いただいた上で、初めて鍼灸治療を受けていただけます。
あらかじめご了承ください。