カウンセリング
〜心が大事〜
東洋医学では、内因(ないいん)といって、心が身体に影響を及ぼし、それに起因する病があるという考え方があります。
「病は気から」という言葉があるように、心の状態によって、それが病に繋がることがあるのです。
ですから、心を蔑ろ(ないがしろ)にせず、大事にしていただきたいと思っております。
〜誰かに話したり、話を聞いてもらっただけで、心が軽くなったという経験はありませんか?〜
当院では、内因に着目して、カウンセリングに力を入れてまいりました。
心の問題に対しても鍼灸治療が有効で、カウンセリングと共に受けていただくことで、より効果的にはなるのですが、
ある時、
「話を聞いてもらうだけでも、だいぶ救われました。」と言っていただいたことがあり、それは、必ずしも鍼灸治療を受ける必要はないのではと、改めて感じた出来事でした。
そういった経緯があり、カウンセリングの部分だけを切り取って、独立させることに致しました。
カウンセリングと聞くと、大掛かりなような気がしてしまうかもしれませんが、家族や友人などに話せる事と、そうでないことがあると思います。
内容によっては、「自分のことをよく知らない第三者」や「専門的な知識を持った人」に話すことの方が良い場合があるのです。
カウンセラーは、話を聞くプロで、あなたの話だけを聞いてくれる存在です。
何が辛いのか、何に悩んでいるのか、どうしたいのか。
自分自身でもわからないこともあります。
カウンセリングを受けることによって、カウンセラーに話すことによって、頭の中を整理することも出来ます。
そんな「自分のためだけの時間」を作れるのが、カウンセリングです。